専門学校でドローン空撮を学ぶ~第二講目

2018年4月24日、ドローン空撮を専門学校生に教える、無人航空機概論第二講目終了しました。

二講目のテーマは「ドローンの歴史と活用事例について学び、理解する」です。

どんな内容だったのか?

レポートです。

ドローンの現在過去未来。

ドローンという言葉のルーツをご存知でしょうか?

その歴史はどのようにして始まったのか? ひも解いてみます。

Roots of Drone

ドローンの歴史は意外と古く、第一次世界大戦後、第二次世界大戦前の1930年代に端を発しています。

最初の実用事例は英国空軍の「クインビー(女王バチ)」。用途は練習用の標的機。つまりパイロットの技量向上のために作られたワケです。1940年にはアメリカが標的機(つまり他の飛行機に紛れて標的になる囮でしょうか)「ターゲット・ドローン」を開発。ラジコン飛行機をベースに改造したモノ。

ここで初めて「ドローン(雄バチ)」という言葉が出てきましたね。

 

ドローンの発展には時があった。

しかし、その後、ドローンは思うような発展を遂げるまでには少し時間が必要でした。それは無線などの遠隔操作では通信距離に問題があり、長距離飛行は事実上困難でした。さらに各種センサーもお世辞にも性能が高いとは言えず、飛行安定性、正確性ともに価値のある実用性はなかったんです。

ドローンが使えるようになってきたのは、GPSが実用化されてから。まずは軍事用で、偵察機などが開発されました。いまでは軍事用では爆撃機などもあるようです。

この手の最新のツールは、まず軍事用で使われることが多いですね。自動車がドイツで発展したのも、軍事利用がその一要因ですし、パソコンも、衛星もそうです。

最初は軍事用だとしても、その後民生向けにその技術が応用されることで、産業は大きく発展してきたワケです。ドローンも御多分にもれず、同じ流れ。

ですが、いまやドローンは空撮、測量、建築、農業、輸送、警備などなど多岐にわたる事例で活用されつつあります。これも実は時があったという感じです。

集積回路、バッテリーの小型大容量化、モーターの高出力化、GPSの実用性向上、無線技術の向上、カメラ性能の向上。これらのひとつがかけても、今のドローンは存在しない。つまり、ドローンはあらゆる分野の技術を集めたガジェット(道具)なんです。

全てのことには時がある。んですね。。

空に産業革命が起こる!? ドローンの未来

首相官邸が運営する 「首相官邸」https://kantei.go.jp からある資料が公開されています。

「空の産業革命に向けたロードマップ」と称される資料です。この資料によると2018年は大きな転機。「無人地帯(注1)における補助者なしの目視外飛行の実現」が計画されているからです。
※ここでの無人地帯とは人口密度4000人未満/キロ平方メートル)

「空の産業革命に向けたロードマップ」はこちら⇒ drone-roadmap201805

噂の範囲ではありますが、2018年には現在の航空法に、先述の「無人地帯における補助者なしの目視外飛行」を実現する条文が加えられる予定です。

そして、2020年には人口集中地域での目視外飛行を実現しようとしています。物流、災害対応、インフラ維持管理、測量、農業分野での技術の高度化。実用範囲の拡大が、このロードマップを見るだけで明らかですよね。

経産省、国交省、内閣官邸。三つ巴の後押しがある事業って、そうそうないかもですよ。その流れを受けるかのように、先般、建築重機メーカーのコマツがDJIから産業用ドローンを1000台導入する発表をしました。

同じく政府がススメル、i-constructionによる、測量ドローンと重機の連携活用が本格的に動き出している印象です。

時代は繰り返す。

石炭、石油、鉄鋼、鉄道、自動車、コンピューター、インターネット、スマホ。。。。。時代の波の中で、人々の生活を便利にするものは、創世期は怪しまれるものの、大きく発展していく。

みなさんはドローンはどう思います? 私は「発展する未来がある!」 と感じています。

もちろん、ドローン飛行練習もしました

 

 

 

 

 

まずは安全のためにキャンプ用のタープにネットを張る作業を、学生さんたちにして頂きます。

その後、今回はホバリングの練習。カメラを正面に向けての第1ステップです。

飛ばしたのはParrot社のMambo。アマゾンでの価格は2万円から3万円程度(セット内容によります)。本体は軽いので風や建物によって磁場の影響を少なからず受けます。あて舵と言われる修正が必要になりますが。。どうだったでしょうか?

二機同時に二ブース分かれて飛行練習というより、今回は体験というレベルでしたが、なかなかどうして学生さん。上手いです。

あと、性格が出ますね(笑)。普段からの雰囲気がそのままホバリングの安定にも現れている感じでした。残念ながら、飛行中の写真はありません。

成田講師、わたしの2人は学生さんに貼り付き、レクチャーと段取り進めていたので、手が空いていませんでした。

やはり若いうちに物事を始めるのって大事ですね。子どものころからドローンをやっていることもこれからは、仕事を得るためのひとつの選択肢かも知れないなあと、

レクチャーしながら感じていました。。

まとめ

今回は、テキストを使った概論のほかに、YoutubeやVimeoの活用事例を学生さんたちには、たくさん見てもらいました。

この講義の目的である、ドローン空撮だけではない、多くの事例です。
Amazon USA配送事例、DJIの映画撮影での事例などなど。ドローンでの空撮を学び、スキルを身につけることで、

将来の学生さんたちの役に立つ何かを伝えられたら良いなあと考えています。

次回は法律関連の予定です。わかりやすく伝えられるよう。準備、準備・・・・。

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